【イラスト付】私はこんな服でインド旅行に行きました!女性編
海外旅行の準備にあたり、頭を悩ませがちなのが服装です。
気温、湿度、天気など、初めて訪れる土地の気候はなかなか想像しづらいですよね。
加えて、無用なトラブルを避けるためには、現地の習慣やマナーも踏まえておく必要があります。
本記事では、2017年秋に初めてインドを訪れた筆者が、実際に現地で着ていた服をイラストつきでご紹介しつつ、服選びのポイントをわかりやすくまとめていきます。
- 初めてインドに行く
- どういう服を着ていけばいいのかわからない
- 女性ならではの注意点を知りたい
という初心者さんにおすすめです。
あくまで一例、かつ個人の意見として、ぜひ参考にしてみてください。
季節と地域を確認しよう
インドの季節
一口にインドといっても、その気候は季節によって異なります。
- 3~5月:夏季(暑季)
- 6~10月:雨季
- 11月~2月:冬季(乾季)
おおよそこのような分け方になります。
気温がもっとも高くなるのが夏季、まとまった雨が降るのが雨季、日本の冬より暖かいものの防寒具が必要なのが冬季です。
地域ごとの気候
地域による気候の振れ幅が非常に大きいのもインドの特徴です。
北インド、南インド、平地、山岳、砂漠、高原、海岸など、地域によって環境がまったく異なります。
例えば最高気温を記録するのはインド北部の平地で、4~5月の夏(酷暑季)は40度を超える。一方、冬のヒマーラヤや高地では、最低気温が零下何十度にもなる。また、乾燥地帯では昼夜の気温差が非常に大きい。緯度のうえでは熱帯に当たる南インドでも、デカン高原南部の町では1年中“夏の軽井沢”。避暑地ウーティでは、夜はセーターが必要なほど。
[出典:D28 地球の歩き方 インド 2017~2018 p.61]
日本も、北海道と沖縄では気候がまるで違いますよね。
インドの国土は日本の約9倍なので、雑な言い方ですが、地域によって日本の9倍くらいの振れ幅があると想像すると、その多様性がイメージしやすいかもしれません。
インド旅行の服装を考えるときは、訪れる季節と地域をしっかり確認しましょう。
ここで紹介している服装の季節と地域
ここでご紹介しているのは、9月下旬にデリー、アグラ、ヴァーラーナシー(バラナシ/ベナレス)を旅行したときの服装です。
雨季と冬季の変わり目に北インドの平野部を訪れたということですね。
これと異なる季節や地域に行く場合、くれぐれもこの記事の内容を鵜呑みにしないようお願いします。
地域名で検索したり、ガイドブックを見るなどして、気温や雨量を調べたうえで参考にしてくださいね。
こんな服でインドを歩いたよ その1
それでは、私がインド旅行で着ていた服をご紹介してみます。まずは基本のスタイルから。
真夏の装い
9月下旬の北インド平野部の最高気温は30℃超、日本の真夏日や猛暑日にあたります。
なので基本はTシャツ、ジーパンなど真夏の装いになります。
露出は控える
女性の場合、肌の露出や体のラインがくっきり見える服装は避けたほうがよいです。
インドの人々の視線はかなり容赦なく、日本人というだけで物珍しそうにじーっと見られます。
ましてやそのような服装で歩いてしまったら、間違いなく男性陣にガン見されます。
見られるだけなら別に……と思われるかもしれませんが、慣れない土地で不用意に周囲を刺激するのはトラブルのもと。甘く考えず、十分注意していきましょう。
旅のトラブルについては↓の記事で詳しくお話ししています。
ゆったりした服が快適
上記の理由に加え、気温が高く常に汗ばむので、ゆったりとした服装のほうが快適に過ごせます。
ボトムスはガウチョやワイドパンツがおすすめ!
私が履いていたのは普通のチノパンでしたが、↓のようなゆるっとしたボトムスのほうが数段快適と思われます。リンク先で色選べます。
履きなれたスニーカーが◎
観光旅行でたくさん歩くなら、足もとは靴下+履きなれたスニーカーがよいでしょう。
ショッピング、ヨガ、アーユルヴェーダなど、あまり歩かないプランであればサンダルもおすすめです。
寺院巡りをするときも、見学のたびに履物を脱いで裸足になるので、サンダルを用意しておくとスムーズだと思います。
こんな服でインドを歩いたよ その2
日よけにはストール!
インドの日差しは凶悪。帽子など頭を守るものは必須です。
そこでおすすめなのが大判のストール!
頭にかぶれば日よけに、首元に巻けば日焼け防止に、冷房の効いた室内では羽織って風よけにと、何かにつけて大活躍するイチオシアイテムです。
↓こういうやつですね。リンク先で色選べます。
ストールの万能性については↓の記事でも熱く語っていますので、参考にしてみてください。
サングラスがあると快適かも
日差し関連でいうとサングラスもおすすめです。
私自身は今回の旅行では使いませんでしたが、次に行くときは持っていきたいなーと思っています。
裸眼に比べてストレスがかなり減ると思うので、気になる方はぜひ検討を。
視力矯正はメガネで
視力矯正の必要な人はコンタクトレンズではなく、メガネをかけることを強くおすすめします。
インドの空気は非常に埃っぽく、コンタクトだと目がゴロゴロ、ズキズキと痛みます。
これは私自身が実際に体験したことで、レンズがカラカラに乾いてしまい、目薬を差してもどうにもなりません。
悪いことは言いませんのでメガネをかけていきましょう。
こんな服でインドを歩いたよ 番外編
三つめは一緒に行った友人の例です。
とてもいいなと思ったので、許可をもらってイラスト化、掲載させていただきました。
快諾してくれてありがとう~!
民族衣装を楽しむ
現地のお土産屋さんでパンジャビドレスとストールを買い、それを着て街を歩くという素敵プラン!
これとってもおすすめです。しっくり快適に過ごしたいならその土地の服を着るのが一番。気分もいい感じに高まります。
パンジャビドレスは民族衣装であると同時に、インド人女性にとっての日常着でもあるので、街中で変に浮くことはありません。ヴァーラーナシーなど、インド色の強い街ならなおさらよく馴染みます。
さらに、現地調達した服は自分用のお土産にもなります! なんだかワクワクしてきますね。
以下、実際に着てみた友人の感想です。
・ボトムはスキニーパンツ、デニム、ワイドパンツ、スカンツなどなんでも合う!
・パンジャビ着てガンガーを訪ねられたのは非常によかった…!
・割と体にピタッとした服なので、着脱時には少しキツく感じるかも…。
・私達が行ったツアーではパンジャビやストールのお店には何度も行く機会があったので、生地や柄などを見比べて自分好みの物をじっくり探すのもお勧め!
やってみたいという人は、ガイドさんにあらかじめ伝えておくとよいと思います。
きっと喜んでおすすめのお店に連れていってくれますよ。
まとめ:おすすめアイテム8選
最後に、インド旅行におすすめのファッションアイテムをもう一度まとめると……
- 露出が少なくゆったりとした夏服
- 履きなれたスニーカー
- 大判のストール(現地調達も◎)
- 帽子(ストールで代用可)
- 羽織るもの(ストールで代用可)
- メガネ
- サングラス
- パンジャビドレス(現地調達が◎)
これから初めてインドに行く方の、イメージの手助けになれば幸いです!
関連リンク
上の8つのアイテムも含め、持ち物全般について↓の記事で詳しくお話ししています。
スーツケースや街歩きバッグなど、かばん選びに悩んでいる方は↓の記事をチェックしてみてください。