2017秋・四泊五日北インド弾丸ツアー旅行記(ヴァーラーナシー・プージャー編)

2018年10月27日旅行記

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

プージャーの舞台に並ぶお坊さんたち

インド初心者向けに、同じ初心者目線から生の情報をお届けしている本ブログ。「お役立ち情報もいいけど、実際の旅の様子も知りたい」とのお声を受け、旅行記シリーズの連載を始めました。

七回目となる今回は、ダシャーシュワメード・ガートの日没のプージャー(礼拝)をメインにお届けしていこうと思います。

この旅行記は複数記事にわたる続きものとなっています。第一回は下記のリンクからどうぞ。シリーズの概要、および旅の概要についてもあわせてご紹介しています。

前回の記事はこちらです。

三日目 @ヴァーラーナシー市街

ラウンドアバウト

ヴァーラーナシーのラウンドアバウト
ヴァーラーナシーのとあるラウンドアバウトの様子。

インド滞在中、もっとも身の危険を感じたのがヴァーラーナシーのラウンドアバウトでした。

ラウンドアバウトとは環状交差点のことです。交差点の中央に柱や生垣があって、その周りを同一方向にぐるりと通行するんですね。

確かに車両はなんとなく同一方向に回っているんですが、歩行者はその流れに構わず進みます。車もバイクもリクシャーも歩行者も牛も入り乱れています。完全にカオスです。

ヴァーラーナシーの観光中、このような道を何度も渡ったのですが、正直とても怖かったです。ガイドさんは慣れっこなのですいすい進んでしまいますが、こっちは文字通り必死でした。

インドの交通事情についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。これから初めて行くという方はぜひご一読ください。

サリー屋さん

ヴァーラーナシーのサリー屋さん
ヴァーラーナシーのとあるサリー屋さん。

ヴァーラーナシーは絹織物の名産地なので、色鮮やかなサリー屋さんがバザールのあちこちに軒を連ねています。いかんせん道が危ないのでなかなかよそ見できませんが、目にも華やかでいい感じです。

ヴァーラーナシーのサリー屋さん
また別のサリー屋さん。小綺麗に整って選びやすそう。

残念ながらサリーは見送りましたが、ヴァーラーナシー滞在中、絹織物のスカーフやコースターを購入しました。

お土産については以下の記事で詳しくお話ししています。よろしければあわせてどうぞ。

小売店いろいろ

ヴァーラーナシーの小売店
バザールの一角、小売店の風景。

その他、こんな感じの小売店が無数に並んでいます。生活用品だったりお土産品だったり。

ガイドさんがまさにこのようなお店で風邪薬を買っていました。(体調の悪いなか本当にありがとうございます)

インドのショッピング事情

インドのショッピング事情について、初心者目線で気付いたことをいくつか挙げてみます。

観光で街中を歩いた限り、コンビニ、スーパーマーケット、ショッピングモール、百貨店の類はほぼ見当たりません。街中でモノを買うとなったら大抵は個人商店になるかと思います。

マクドナルドやセブンイレブンなど、海外旅行でなじみのチェーン店を目にする機会は多いですが、そのようなこともインドではありませんでした。

ただ、とにもかくにもインドは広い! 新興地区などではまた様子ががらりと変わるのでしょう。

初心者がツアーでインドを訪れる際、主な買い物はお土産ということになるかもしれません。これについては(繰り返しになりますが)以下の記事で詳しくお話ししていますので、様子が気になる方はぜひ。

チャイ屋さん

ヴァーラーナシーのチャイの屋台
街中にあるチャイの屋台。

ガイドさんおすすめのチャイのお店に連れていっていただきました。屋台の連なる通りの一角にありました。

レモンのチャイが飲めるとのこと。珍しいので迷わず注文してみました。

ヴァーラーナシーのレモンチャイ
どろり濃厚なレモンチャイ。

透明な耐熱グラスに半分くらいまで、熱々の半透明な黄色い液体が入って出てきました。

一口飲んでみると、どろり濃厚! 容赦なく甘く、レモンの酸味もしっかり強めです。口当たりがどろっとしているのが印象的でした。煮詰めて作るタイプの飲み物なんでしょうか、そんな感じのお味です。

甘いものが苦手な人、喉が渇いて水分補給したい人にはおすすめできませんが、疲れた体にぐいっといきたいときにはぴったりだと思います。

三日目 @ダシャーシュワメード・ガート

再びダシャーシュワメード・ガートを訪れ、日没のプージャーを見学します。

プージャーとはヒンドゥー教の礼拝の儀礼のことで、ダシャーシュワメード・ガートでは日没時、お坊さんが舞台に上がり、燭台などを掲げながらガンガー(ガンジス河)に祈りを捧げます。

プージャーが始まる前

ダシャーシュワメード・ガートから夕暮れのガンガーを望む
夕暮れのダシャーシュワメード・ガートとガンガー。
夕暮れのダシャーシュワメード・ガート
夕暮れのダシャーシュワメード・ガートを見上げた図。

すでに大勢の観客が集まりだしています。

日没のプージャーが始まる前
建物の上の席から舞台を見下ろした図。

ガイドさんが建物の上の一番前の席を確保してくれました。見やすい!

会場にはBGMが流れ、インド人も外国人もわらわらと集まってくるのが見えます。日本人らしきバックパッカーさんも何人か見かけました。

川の上には船がぞくぞくと寄せてきます。船の上から見学する人もいるんですね。

プージャーの様子

日没のプージャーが始まった様子
日没のプージャーが始まった直後くらいの様子。

それらしい前触れもなく突然始まりました。写真では完全に埋没していますが、舞台の前のほうで一人のお坊さんがマイクを持ち、祝詞(?)を唱えています。

聞き覚えのあるヒンドゥー教の神様の名前がちょくちょく出てきます。

プージャーの舞台に集まるお坊さんたち
プージャーの舞台に集まるお坊さんたち。

お坊さんたちが舞台の上に出てきました。わかりづらいですが写真中央左、薄桃色と金色の服を着て立っている男性陣がそうです。

プージャー中に観客が起立している様子
観客が起立する場面も。

ヒンディーと英語で「ご起立ください」的なアナウンスがあり、観客がぞろぞろと立ち上がる場面もありました。残念ながら意味はわからなかったのですが……。

プージャーの舞台に並ぶお坊さんたち
プージャーの舞台に整列するお坊さんたち。

各舞台に一人ずつ、お坊さんたちが配置につきました。

プージャーで祈りをささげるお坊さんたち
プージャーで祈りを捧げるお坊さんたち。

歌と楽器の鳴り響く中、いくつかの小道具を順繰りに持ち、四方に祈りを捧げていきます。

燭台を持って祈りをささげるお坊さんたち
燭台を持って祈りを捧げるお坊さんたち。

一周祈るごとに持ち物が大きくなっていきます。お線香、香炉、燭台といった具合に。

ガイドさんいわく、この辺りが最後に一番盛り上がるところとのこと。プージャーが完全に終わると観客が一斉にはけて道が混むので、私たちは一足先に帰路につくことにしました。それでもなお激混みで大変でしたが……!

以上で旅の三日目が終了。次回からはいよいよインド滞在最終日です。

(↓続きはこちら)

2018年10月27日旅行記

Posted by 真中ユエ