2017秋・四泊五日北インド弾丸ツアー旅行記(横浜~成田~デリー編)
2017年秋、念願のインド旅行に行ってまいりました。あれからもうすぐ一年。
インド初心者向けに、同じ初心者目線から生の情報をお届けしている本ブログですが、そういえば実際の旅の様子をまだご紹介していませんでした。というわけで、今回から複数回に分けてお届けしていこうと思います。
インドに興味がある方、インドに行ってみたい方、初めてのインド旅行を目前に控えている方、ぜひ初心者旅の一例として役立てていただければ幸いです。
はじめに
この旅行記は、過去にTwitterに投稿した内容をブログ用に再編集したものになります。写真を大幅に増量し、お役立ち情報などもたっぷり盛り込んでいるので、非常に読み応えのある内容となっています。
充実したコンテンツをお求めの方は本ブログの旅行記を、さらりと簡潔に読みたい方は下記のモーメントを、それぞれご覧いただければと思います。
旅の概要
- 期間
- 2017年9月20日(水)~24日(日)
- 行先
- デリー、アグラ、ヴァーラーナシー(バラナシ/ベナレス)
- 人数
- 女性3名
- スタイル
- パッケージツアー
- 旅行会社
- 株式会社いい旅
一日目 @横浜
ついに迎えた初めてのインド旅行当日。横浜駅からNEX(特急成田エクスプレス)に乗り、空港第2ビル駅へ向かいます。所要時間は1時間30分弱です。
成田空港にアクセスする方法はいろいろありますが、個人的には断然、成田エクスプレスをおすすめします。
- 指定席なので必ず座れる
- 新幹線のような空間でゆったりくつろげる
- スーツケース置き場がある
- 最速で成田に行ける
といった、抜群の快適さと速さが売りです。その分料金はかさみますが、重い荷物を引きずって長距離を移動するわけですから、快適性に投資するのは大ありでしょう。
以前、普通電車を乗り継いで成田に行ったことがありますが、乗り換えがしんどすぎて、もう二度と特急券代をケチるまいと心に誓いました。成田エクスプレス沿線の人はこれを使わない手はないですよ。
ちなみに、ネットからチケットレスで申し込むと200円割引になります。
一日目 @成田
成田空港に到着後、あらかじめ申し込んでおいたモバイルWi-Fiを専用カウンターで受け取り、エア・インディアのカウンターでチェックインしてスーツケースを預け、保安検査、出国審査を経て搭乗口へ。
出発時刻の二時間以上前に到着するようにしても、なんだかんだとあっという間に過ぎていくもの。のんびりするのもそこそこに、長いフライトの始まりです。
なお、モバイルWi-Fiについては以下の記事で詳しくお話ししています。気になる方はぜひ。
一日目 @成田~デリー機内
エア・インディアの女性の客室乗務員さんは、なんと制服にサリーを着ていました。現代においても公私を問わず実用される民族衣装、素敵ですね。
機内食では早速カレーが出てきました。
イメージ通り、インドのカレーは辛いです。辛いのがからっきしダメな人はものすごくつらいと思う。日本で「美味しくいただけるのは辛さ表記なしか1辛、2辛は食べられるけどちょいつらい、3辛以上は勘弁して」ぐらいの人だったらまあ大丈夫。ただし、なるべく外国人向けのレストランで食べた方が吉。
— 真中ユエ (@manakayue) September 26, 2017
食事が終わると機内は消灯。しかし興奮してまったく寝付けませんでした。
暇つぶしの道具は持ってこなかったし、イヤホンの差し込み口がどこにあるのかわからず映画も観られない(消灯前に聞けばよかった!)、ゲームに興じてみるも何時間も潰せるはずがなく。窓の外を眺めながら廃人のごとくぼーっと時が経つのを待つ、なかなかアレな過ごし方をしてしまいました。
成田からデリーへのフライトは9時間を超えます。
チケットの見かけ上は、たとえば11:00発の17:00着となっていて「6時間か、大したことないな」と思いがちですが、時差が3時間半あることをお忘れなく。何かしら対策を打っておかないと死ぬほど暇になりますよ。
消灯時間が終わり、軽食が出てきました。朝ごはんチックな内容ですが時刻としては夕方なので、しいて言えばおやつでしょうか。
上のような経路をたどってデリーに到着しました。9時間以上飛んで、通過したのはほぼ中国とインドのみ。大国の広さをあらためて思い知りました。
一日目 @デリー
デリー空港(インディラ・ガンディー国際空港)
ついにインドの大地に降り立ちました。
何はともあれ、まずは入国審査。ビザ付きのパスポート、あらかじめ記入しておいた入国カード、税関申告書の三点を持って外国人列に並びます。ここでトラブったら洒落にならない、緊張のひとときです。
ちなみに、日本人がインドに入国するには何人たりともビザが必須です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
幸い何事もなく審査を通過し、スーツケースも無事に受け取り、税関も問題なく通り抜けることができました。
税関の職員さん、くっちゃべってほぼ仕事してなかったような……。厳しいと聞いていたので若干怖がっていたんですが、杞憂でしたね。
その後、無事にガイドさんとも合流できました。以降は専用車で運ばれるだけの簡単なお仕事です。
デリー市内
私たちがデリーに到着したのは午後5時過ぎ。ちょうどそのあたりから帰宅ラッシュが始まるそうで、ご多分に漏れず巻き込まれました。
鳴りやまないクラクション。入り乱れる車と人。車線、横断歩道、そんなものはない。停車している車の窓を、物乞いの子がノックして回る……。
インドの道路のカオスっぷりは以下の記事でご紹介しています。注意点も書いているので、これから初めて行くという方はぜひチェックしてみてください。
紅茶専門店 Top Quali Tea
私
というわけで、ガイドさんおすすめの紅茶専門店、Top Quali Teaに寄りました。
自社の茶園で有機栽培を行っているそうで、質が高く安心感があります。試飲したダージリンファーストフラッシュ100%の最高級茶葉は目の覚めるようなおいしさでした。帰国後、自分用に買ったチャイやダージリンもひと通り飲みましたが、どれも大変おいしかったです。
どうやら外国人観光客向けのお店らしく、店員さんは日本語が堪能でした。その分お値段は高めで、クオリティ対値段で考えれば日本で買うよりリーズナブルだな、ぐらいの価格帯です。
「せっかく物価の安いインドに来たんだから現地価格でしこたま買いたい」という方には向きませんが、「相場感覚もモノを見る目もまだ養われていないし、食品は多少高くても間違いのないものを買いたい」という方にはおすすめです。
インドの紅茶に興味がある方は以下もあわせてどうぞ。
インド旅行のお土産についてはこちらで詳しくお話ししています。
ホテル パルス・イン(Pals Inn)
長時間のフライトと早々の渋滞にどっと疲れ、満身創痍での夕食です。初日の宿、パルス・イン(Pals Inn)の食堂にておいしいインド料理をいただきました。
ホテルやお食事については以下の記事で詳しくご紹介しています。ニューデリーでスタンダードクラスのホテルを探している方、必見です。
(↓続きはこちら)